現役 野上新主将の決意表明(原文のまま:メイン画面から移行) 

2022/12/31

淡水会テニスクラブの皆様

 10月に正式に代替わりをして、新しく兵庫県立大学硬式庭球部主将になりました野上大輔と申します。淡水会テニスクラブの皆様へ近況をご連絡できず申し訳ない気持ちでいっぱいでございます。この度、現在の部活動と状況と私の想い、そしてこれからの部活動の展望についてお伝えさせていただきます。

 まず、現在の部活動の様子についてでございます。兵庫県立大学神戸商科キャンパスでは2回生6人、1回生5人で男子だけ活動しております。時間としては、平日3時間、土日祝日4時間という限られた中で練習しております。顧問の西山先生が学部・大学院の研究で忙しいこともあり、定期的にOBの土井さん、金瀬さんにご指導していただいております。今年から対外試合も活発になり、年末にかけて個人戦、対抗戦が続いております。部内で試合をして切磋琢磨するだけでなく、対外試合を通してテニスの体力・技術そして精神力を鍛錬していきたいと思っております。
 
 次に私の想い、部活動の展望についてお伝えさせていただきます。9月に行われました、3年生最後の大会であるリーグ戦では5部リーグで1勝4敗と悔しすぎる結果に終わりました。あと1本勝てればチームとして1勝できる試合を何個も落としてしまいました。私自身、リーグメンバーとして出さしていただきましたが、勝ち切れる試合が少なく不甲斐ない思いで一杯でございます。そこで、来年には、なにがなんでも5部リーグで全勝し、入れ替え戦に勝利し念願の4部昇格を果たすことをチームの目標として掲げております。
      
 2013年以来、10年ぶりの4部昇格のため、主将としてチームに何が必要か日々悩んでおりますが、やはりOB・OGさん方々の力は必要不可欠でございます。現役生にとっては、テニスが上手くなるだけではなく、先輩方が紡いできた歴史の中でテニスをしているのだ、という自覚が芽生えます。この90年以上の歴史は私達にとっても誇りであります。しかし、今年のチームは、これまで先輩方が築きあげてこられた伝統を身近に感じることができていません。この2、3年間はコロナ禍の影響によりOB・OGさん方々と現役生との交流が薄れてしまったことが大きいと思われます。私自身も入部した去年から、限られた数のOBさんにしかお会いできていません。そのため、今年からは、希薄になったOB・OGさん方々と現役生との関係をもう一度強くしたいと考えております。神戸高商、神戸商科大学、兵庫県立大学と90年以上も続く庭球部の歴史を紡いでいき、新しい時代にむけて新しい伝統を創っていきたいと思っております。ぜひOB・OGさん方々にはお気軽にコートに来ていただき、時には厳しくご指導していただければ幸いでございます。

 至らない点ばかりでございますが、ご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

                        兵庫県立大学硬式庭球部主将 野上大輔
      

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